安心・安全 みやぎの環境保全米

「みやぎの環境保全米」とは

みやぎの豊かな水と土を美しく保ちながら、自然豊かな環境を守るために、
農薬や化学肥料の使用量を半分以下に減らし、自然と人間の力をあわせておいしいお米作りを行う。
それが私たちの取り組む「みやぎの環境保全米」です。

環境保全米のメリット

1.水や土を守り、生き物を守ることができる。

農薬や化学肥料の使用量を減らすことで、栽培している地域の環境(水・土など)への負荷を軽減させ、
きれいで豊かな生態系の維持に貢献します。

2.安心・安全なお米をお届けできる。

農薬や化学肥料の使用量を減らすことは、全国の消費者に、
より安全で安心なお米をお届けすることにもつながります。

3.安定した食糧供給に貢献できる。

健康に育った稲は生命力豊か。しっかり根を張り、冷害などにも負けない米作りを目指すことで、
毎年安定して良質なお米をお届けすることができます。


「みやぎの環境保全米」
ロゴマーク

このマークが目印です。

このマークは、お米と安らぐ人の表情を重ね合わせて「みやぎの環境保全米」=「安心・安全なお米」のイメージを表現しております。一本でつながった線は、自然の循環を意味し、その先に「安心」想起させるハートの形を用いました。また、豊かな自然を意識した黄緑色単色をベースカラーとすることで、認知性と経済性に配慮しました。

このマークを目印に「環境保全米」を皆さんにアピールしておりますのでよろしくお願いします。

環境保全米認証基準と推進目標

JAグループ宮城の勧める「みやぎの環境保全米」とは、『JAS有機栽培米と農林水産省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」に準拠し、各JAが示す生産基準(栽培歴)によって栽培された米穀としています。

化学合成資材が慣行栽培の5割以下であること
  • 化学窒素成分:3.5kg以下/10アール(慣行栽培:7kg/10アール)
  • 化学合成農薬使用成分回数:8成分(慣行栽培:17成分)

みやぎの環境保全栽培面積

環境保全効果確認の取り組み

農薬や化学肥料の使用量を半分以下に抑えることで、環境と人にやさしいお米づくりを行います。

たんぼの生き物たち

環境保全米づくり全県運動によって、水田環境の確認のため田んぼの生き物調査がはじまりました。その結果、環境の変化によって生き物の生態が影響を受けることが解ると、生産者も地域環境に対してあらためて関心を持つようになりました。

JAグループ宮城は、環境保全米づくりを通じて、地域の保全を行っていることを、子供たちや消費者の皆さんと交流をとおして、アピールしていくことが大事だと感じており、県下全JAが一体となった環境保全米づくり全県運動による、減農薬・減化学肥料栽培を推進しています。

たんぼの生き物調査結果

環境保全米の取り組みはSDGs

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された2016年〜2030年までの国際社会共通の目標です。持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲット等から構成されています。環境保全米の取り組みを通じ、食農教育の促進に加えてSDGsへの貢献も目指しています。