密着連載コラム みやぎのお米はこうして作られる

いよいよ稲刈りの季節

待ちに待った実りの秋9月。農家の方が我が子のように大切に育てて来たお米を収穫する、「稲刈り」の時期です。
今年は、猛暑の影響も若干心配されましたが、例年通り美味しいお米を収穫できることになりました。

稲刈り作業とは

すべて人の手で農作業を行っていた時代は、鎌を使って1株1株刈り取っていた稲刈りも、機械化が進んだ現代ではコンバインの活用が主流。コンバインの大きさにもよりますが、平均2ヘクタールもの広大な面積の稲刈りを、1日で行うことができるそうです。コンバインの利点はそれだけではありません。稲刈りの次に行われる、茎ごと刈り取った稲のお米部分を茎から外す「脱穀」という作業。この作業を刈り取りと同時にコンバインの中で行うので、脱穀された生もみをすぐに乾燥工程に回すことができ、稲刈りとその後の作業がぐんと効率的になりました。コンバインは水分に弱いため、夜露や朝露が消えるのを待って1日の稲刈りを始めます。

親子で楽しく稲刈りを体験しました

今回は、サークルKサンクス様とJA全農みやぎが共同で「親子で行く東北復興応援 稲刈り体験」を実施。お弁当やおにぎりで宮城県産「ひとめぼれ」を使用しているサークルKサンクスが、田植え体験に続き、稲刈り作業体験を企画しました。参加者は、東京や大阪、名古屋などの都市に住む小学生の親子約20組。鎌を使って稲の株の根元を刈り取る昔ながらの作業に、どの親子もてんやわんや! 使い慣れない鎌の重さや、なかなか一息に刈り取れない株に悪戦苦闘しながらも、乾燥段階の棒掛け作りまで笑顔で楽しんでいた姿が印象的でした。

危険な鎌を扱うため、事前の説明はもちろん、農家の方に丁寧に教えていただきながら稲刈りスタート。刈り取った稲の束を、別の稲数本を使って結わえながらまとめていく作業が意外に難しい!

大阪府大阪市在住/北野小春ちゃん(小1)親子

「田んぼに触れることが初めてで緊張しました。なかなか刈り取れなくてしんどかったけど、それも逆に面白かった!」

大阪府吹田市在住/亀山ひとみちゃん(小6)親子

「地震の後、東北の農作業がどうなっているのか気になって、お母さんと一緒に来ました。空気もきれいで、とてもいいところ」

静岡県静岡市在住/中村颯真くん(小2)親子

「刈るのが楽しくて、ひとりでどんどん進んじゃいました。またやってみたい。お米大好き!」

今年の生育状況と美味しいお米づくりに必要なもの

「今年の宮城の新米は、全般に良い出来といえるでしょう。夏場に熱帯夜が少なかったことも良い方向に働きました。夜間気温が高いと、せっかく昼間に太陽の下で蓄えた養分を稲が外に放出してしまうのですが、今年はそれが無かった。収穫された稲はこれから各農家の乾燥機や、『カントリーエレベーター』と呼ばれる穀類乾燥調製貯蔵施設で乾燥され、玄米や精米の工程を経て新米として店頭に並びます」そう笑顔で話すのは、JAいしのまきの亀山さん。

また、乾燥工程が機械化される以前は、束にまとめた稲を棒に掛けて天日干ししていたそう。「『棒掛け』と呼ばれる方法です。内側と外側の稲を入れ替えながら、約一ヶ月太陽の下でじっくり自然乾燥させます。昔ながらの方法で手間も掛かりますが、また違った趣きの味わいがありますね」と、教えてくださいました。

今日稲刈りしたお米の品種は、宮城の主力品種「ひとめぼれ」。今年の品質は良いと亀山さんが太鼓判を押す理由は、天候にあるそう。
「例えば冷害時の稲は、もみや糠といったお米の表面部分を厚くして自分自身を守ろうとするため、お米内部に栄養が行かずどうしても美味しさに欠けてしまうんです。今年は夏の気候も良かったので、『ひとめぼれ』特有の甘みやねばりがよく出た美味しいお米ができましたよ。」
お米づくりには、お天気とのお付き合いが本当に大切。太陽の恵みを受けた一粒一粒を今年も味わえる喜びは、何事にも代え難いものですね。

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