密着連載コラム みやぎのお米はこうして作られる

秋の稲刈り

実りの秋をむかえた、みやぎのお米

2011年9月末日、JAいしのまき管内の水田では、今年も無事に大きな稲穂を実らせました。この一帯は、宮城県の北東部に位置し、中央部および西部地域を一級河川の新・旧北上川と鳴瀬川が貫流し、地形は平坦で水田に適した沖積平野が広がります。

その水田面積は約12,000haと、県内有数の豊かな穀倉地帯として知られています。主な品種は「ひとめぼれ」「ササニシキ」で、良質で高品質なお米が生産されており、特に「ササニシキ」の生産量は全国1位を誇ります。

数々の困難を乗り越え、愛情がたっぷりそそがれた「みやぎ米」

2011年3月におきた大震災による被害、台風15号の猛威など、たび重なる脅威や困難にさらされた今年の「みやぎ米」。

それらを乗り越え、生産者のさまざまな「思い」を背負いたくましく育った新米は、今年も品質・食味ともに抜群。例年と変わらず、おいしいお米ができたことは、そんな「思い」に支えられたからかもしれません。

“おいしいと、
みなさんが幸せな笑顔になっていただくことが喜びです。”

9月下旬、秋の稲穂が実る頃、JAいしのまき稲作部会部会長の浅野勝則さんの稲刈りの様子を取材。今年の米づくりに掛けた、特別な思いをうかがいました。

「米づくりを始めて35年になりますが、こんな経験は初めてですね。私の田んぼでも、津波の被害で田植えができなかったところもあり辛い思いもしました。でも、今日、無事にこうして収穫できる喜びは、米農家にとってこれ以上のない幸せと思っています。こういう時だからこそ、JAと一緒になってひとつひとつていねいに真心を込めて米づくりに取り組みました。ぜひ、全国のみなさんにおいしいお米を楽しんでほしいですね」

「私たちが自信をもって作ったお米が、みなさんの食卓に届いて、“おいしい”と笑顔になってもらうことが何よりの喜びです。今年は宮城県、そして石巻に対して、全国の多くの方よりご支援をいただきました。そのお礼の意味や思いを込めた、おいしい“みやぎのお米”を届けたいと思います」

穀類乾燥調製貯蔵施設「カントリーエレベーター」

収穫された籾(もみ)は、カントリーエレベーターへ

JAいしのまき東松島地区が保有する「東松館」、通称「カントリーエレベーター」は、宮城県で有数の大きさを誇る穀類乾燥調製貯蔵施設。この施設では、生産者より刈り取り・搬入された生もみを、乾燥・調整して大きなサイロに保管し、それぞれ出荷していきます。ちなみにカントリーとは田園、農村のこと。施設内の巨大なエレベーターで搬入することから、その名前(カントリーエレベーター)がつきました。

品種ごとに分けて、素早く乾燥・貯蔵、そして出荷へ

生産者から持ち込まれたみやぎ米の品種「ひとめぼれ」「ササニシキ」などが混ざらないように細心の注意を払い、素早くホッパーに原料を投入します。その後ホッパーより投入された原料は、自動的に雑物などが取り除かれ計量が行われます。

収穫されたもみには多くの水分が含まれているため、自然の風を利用した乾燥システムによりじっくりと乾燥。お米のおいしさを引きだすとともに、保存性を高めます。乾燥されたもみはサイロに貯蔵し、もみ摺りをして玄米の重さを計って袋詰をして農産物検査を受け各地に出荷されます。

※次回は、精米工場に密着。玄米入庫から精米作業、店頭に商品が並ぶまでをレポートします。

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